エクセルでの予算管理では実現出来ていなかった科目/シートのロック機能によって、エンドユーザーが数式を崩すことなく自動集計されるようになり集計された値に対する余計な心配がなくなりました。さらに数式などを設定した場合の各数値根拠に1クリックで参照できるためデータ分析や誤入力のチェックなども効率的に行なえるよ うになりました。
これまで現場ユーザが手元で計算していたものもAdaptive Planningの中で自動計算できるようになりました。具体的には、現場マネージャーがチーム内で人員移動や新しいメンバーが加入した際に、名称記入と 職掌を選択するだけで自動的に人件費が算出されるようになりました。
経理部ではデータの修正や検証時間が半減されたため、空いた時間を数値分析に当てています。以前と比較しますと数値分析に割く時間は予算管理業務全体の20%程であったものが 50?60%へと倍増しています。BI機能を持つAdaptive Planningはレポート(≒集計結果)から現場ユーザが入力した1セルまでドリルダウンしていけるためとても数値分析が楽です。
かねてから数年間にわたり管理会計ソリューション、BIツールの情報収集、システム選定を進めていましたが既存のシステムはオンプレミス型(=システムを社内に導入して利用する形態)がほとんどであり、価格は数千万円から数億円、納期も早くても4か月から半年と、当初の予算に見合うものは見つかりませんでした。
そんななかBusiness Planning Cloudは数百万円、2~3ヶ月という価格と納期で導入でき、システム導入後も担当部署にて機能の追加、利用範囲の拡大を設定できる点に大きな強みがありました。導入においても可能な限り機能要望が反映され、予定通りの納品が完了しました。